お家でできる「アロマとハーブでセルフケア講座」を開催しました (NPO法人東京都自閉症協会主催)

〜統合医療を知ろうプロジェクト 第15弾~
「おうちでできる~アロマとハーブでセルフケア講座」を開催しました。

(NPO法人東京都自閉症協会主催)

 

自閉症のお子さまがいるご家族、当事者の方を対象にした
「アロマとハーブでセルフケア講座」

 

東京都自閉症協会で開催するのは、前回の
『自閉症の子ども達へのアロマハンドトリートメント講座』に続いて
4回目となりました。

 

 

統合医療のテーマに沿って、まずは、アロマやハーブなどの
「代替療法」と「西洋・近代医学」との比較、
「白い薬(西洋薬)」と「緑の薬(アロマ&ハーブ)」の違いなどを考えていきました。
 

 

 

今の医学の発展は、現代医療なしではありえ得なく、その恩恵は計り知れないものがありますね。

ですが、西洋医学、代替医療ともに、得意分野・不得意分野があります。

 

それぞれの長所や短所を見極めて、状況に応じて、西洋医学、代替療法を上手に使い分けていくことが、
求められているように感じます。

 

 

精油やハーブの選び方、使い方、注意点などをお伝えした後は…

 

ストレスや感染症、不眠、花粉症やアレルギーなどの症状別に合わせた
「アロマ&ハーブのセルフケア」をご紹介していきました。
 

9種類の香りをそれぞれ嗅いでいただき、10種類のハーブをご紹介。

美味しいハーブティーの淹れ方もお伝えしました。

 

それぞれのハーブティーを試飲。
香りや色あい、味もお楽しみいただきました。

 

「これは、飲みやすい」

 

「どくだみみたい」

 

「甘い匂いがする」

 

「緑茶みたいな味がしますね」

 

などなど、さまざまな感想が出てきました^^

 

 

実習では、自分の体調に合わせて、「ロールオンアロマ」を作製。
 

 

 

お疲れの方が多く、ストレスケアのロールオンアロマを作られる方が多数。

副交感神経を刺激する「マジョラム」や不安を鎮める「マンダリン」の香りが人気でした。

 

 

アンケートでは

「これから、毎日のセルフケアにハーブティを飲んだり、アロマを嗅いだりしてみたい」
 

「いろいろなハーブに出会えて、とても楽しかったです」

などの嬉しいご感想もたくさんいただきました。
 

 

セルフケアの方法はいろいろありますが
なかなか、長続きしないことが多いですよね…。

 

最近も体重増加が気になって
「よーし! これからは、毎日スクワットを20回やろう」と
決意したものの、次の日になったら忘れておりました…。

 

その点、アロマは良い香りで心地よく、ハーブは「美味しい」。(←これは、大事なポイントです♪)

 

そして、手軽にできるので、続けやすいかなと思います。

 

 

自閉症の子どもを育てていく中では、ストレスを感じる場面もありますよね。

 

全力で頑張っている保護者の方も多く、自分が疲れていることにも、
気づいていない方がたくさんいます。

 

 

植物の力で、心の緊張をふわっと緩める時間も作っていただけたらなと思います。

 

アロマもハーブも頑張っている人をサポートして、そっと寄り添ってくれます。

まずは、お母さん自身が笑顔で健康でいられるために…
これからも、アロマとハーブを通して、お役に立てたらと思います。

 

 

そして、終了後に駆け寄ってきてくれた可愛い当事者の女の子。

今回の講習会がとても勉強になったとのことで

「今日は、私の人生を変える日になりました。先生も息子さんも長生きしてください」

と言って、手を差し出してきてくれて、思わず涙がこぼれそうになりました。

 

私にとっても、忘れられない素敵な一日になりました。

 

ご参加いただいた皆さま、

サポートしてくださった東京都自閉症協会の皆さま
本当にありがとうございました。