「国際メンタルヘルスデー」× アロマテラピー ワークショップ開催レポート
10月10日は、国連が定める「世界メンタルヘルスデー」
この特別な日に合わせて、外資系企業様よりご依頼をいただき、心とからだの健康を見つめ直す「アロマテラピー × メンタルヘルス」をテーマにしたワークショップを開催しました。

現代の職場では、ストレスや緊張にさらされる時間が多くなりがちです。
アロマテラピーは、植物の香りの力で心身のバランスを整え、リフレッシュや集中力アップにもつながる自然療法。
ワークショップでは、香りが脳に届く仕組みやアロマテラピーがストレスケアにどう役立つのかを、イラストを交えてご紹介。
「香りで心が軽くなる理由」を知ることで、日常にも取り入れやすくなる方法をお伝えしていきました。
香りと集中力の関係
ストレスケアに役立つ10種類の精油もご紹介。
香りが心や集中力にどのように影響するのかを、身近に感じていただけるよう、日本アロマ環境協会(AEAJ)が行った実験をご紹介しました。
横浜市内の小学校で行われたこの実験では、オレンジ・スイート精油を30秒間嗅いだグループと、香りのない精製水を嗅いだグループに分かれて百マス計算を実施。
その結果、オレンジ・スイートを嗅いだグループでは、計算ミスが約3割減少したと報告されています。

オレンジ・スイートの香りには、リラックス効果があり、緊張を和らげて注意力を回復させる働きがあると考えられています。
また、ストレスが軽減されたことで気分が前向きになり、作業意欲や集中力を高める効果も期待されます。こうした要因から「ミスを減らす」という効果につながったのではないかと示唆されています。
このエピソードを紹介したところ、参加された社員の皆さまからは
「オレンジを嗅いだら百マス計算をしたくなった!」
「娘に嗅がせてみたい」
といった声が上がり、会場は笑顔あふれる時間となりました。
香りが心をほぐし、学びや仕事への意欲を自然に引き出してくれることを、皆さまと一緒に実感できた印象的なひとときでした。

アロマスプレー&アロマソープ作り体験
いよいよ、アロマクラフト作りの時間。
前半の回は、日常で手軽に使える「アロマスプレー作り」
後半の部は、やさしい香りに包まれながらの「アロマソープ作り」を体験していただきました。
好きな香りを選びながら、笑顔が広がって自然と会話が弾む和やかな時間でした。

五感で感じる植物の力
今回は、生の植物の香りも感じていただけるよう、庭で育てたティートゥリーとユーカリを使った籠アレンジや20個のスワッグを手作りでご用意。
都心のビルの中でも、緑を感じていただけるように空間演出も試みました。
自然の植物がもたらす穏やかなエネルギーが、香りとともに五感をやさしく刺激し、リラックスと安心感に包まれるひとときになったように感じます。
オーガニック精油の優しい香りが、働く皆さまの心にそっと寄り添い、日々のストレスをやわらげる穏やかな時間となっていたら嬉しいです。

私自身もワークショップを通して、皆さまの笑顔と前向きなエネルギーにたくさんの刺激をいただきました。
素敵なご縁をいただき、このイベントをサポートさせていただけたことに心より感謝いたします。
香りがつないでくれた出会いを大切に、これからも心の健康を育む時間をお届けしてまいります。
法人・企業様向けワークショップのご案内
アロマテラピーを活用したメンタルヘルス・ストレスケア研修、福利厚生プログラム、リラクゼーションイベントなど、目的・ご要望に合わせたオーダーメイドのワークショップを承っております。
・社員の心の健康づくり
・オフィスでのストレスケア
・働き方改革やウェルビーイング向上の一環として
