大人の遠足「春の森林セラピー体験」@小石川植物園

NARD アロマ・アドバイザーコースの生徒さん達と大人の遠足「春の森林セラピー体験」へ。

森林セラピストのしまだりえさんのガイドで、文京区にある小石川植物園に行ってきました。

秋の遠足に引き続き、2回目の森林セラピー体験です。


小石川植物園は、「東京大学大学院理学系研究科」に附属する植物園。


東京大学の教育・研究施設でもあり、江戸時代にまで遡る日本で一番古い歴史のある植物園です。




都心でこんなにも、自然豊かな場所があるのかと驚くほど広大な敷地。


緑豊かで、たくさんの植物が出迎えてくれました。

葉っぱや木の実などを触って、手触りや香りを楽しんだり、
目をつぶって、鳥の鳴き声や風で葉っぱが揺れる音に耳をすませたり…

五感をたっぷり使って、森の中に入っていきました。



クスノキの葉っぱ。

みんなで落ち葉を何枚もひろって、クンクン♪

葉をちぎって、においを嗅ぐと、樟脳の香りがスーと鼻をぬけて、爽やかな香りがしました。


すると、同じクスノキでも、生えている場所によって、香りが違うことに気付いた生徒さん。

「土壌によって、こんなに香りが違うから、精油はケモタイプなんですね」と納得のご様子。
(さすが、NARDアロマ・アドバイザーさん^^)


可愛らしいヒノキの実。

実を割ってみると、ほのかにヒノキの香りがして、他の実もクンクン。

雨上がりの森の香り。


雨で湿った土の香り、葉っぱの香り、樹木が発する香りなど、
いろいろな匂いに包まれて、なんとも言えない、幸せな気持ちに満たされました。


なかでも、印象的だったのが「カツラ」の香り。


木のそばを通ると、綿菓子のような甘い香りがフワ~と漂ってきて
「ハァ~。いい香り。甘い香りがする」と歓声が上がりました^^

木にもタッチ。

手で触れてみると…

ぬくもりを感じる木
ひんやりする木
体温を感じる木

「この木は平熱だなぁ(笑)」など一本、一本、個性があることがわかります。

森林セラピストのしまださんに促されて、メタセコイアの木に触れてみると…

「ホッとする♪」 

不思議なくらい落ち着いて、木に大きく包みこまれているような、深い安心感を抱きました。

(怪しい人ではありません 笑)



まさに、自然のアロマテラピー。


始まる前は「病み上がりで…」と体調が悪かった生徒さんも、
みるみるうちに、 顔色がよくなって、元気になっていくのが分かりました。

そして、大人の遠足で、もう一つ楽しみにしていたのが、こちらのお花。

「スターオブベツレヘム」(和名「オオアマナ」)の群生。

6弁の花びらを持つ清楚な美しい花で、ちょうど見頃を迎えていました。

イエス・キリストの誕生の夜、東方の三賢人に知らせた「ベツレヘムの星」が、名前の由来とのこと。


真っ白な花が一面に美しく広がる姿に、心が洗われるようでした。

植物に癒されたひと時。

心身共に解放されるような素敵な時間でした。


(竹林の中でウォーリーを探せ 笑)
  ↓

日々の雑事を忘れて、ゆったりと自然の中に身を置いてみる。


こんな時間が必要だなと実感しました。


「若葉や芽吹いた木々や大木からもパワーをいただき、なんと贅沢な散策!
身体丸ごとリフレッシュできました」

「自然の力って凄いですね。また秋に行きたいです」

「ステキな仲間と素晴らしい時間を共有できたことが、体験を心地よい時間にしてくれて、本当に楽しかったです」

ご参加された生徒さん達から、嬉しいご感想をいただきました。

植物の逞しさや美しさに魅せられた一日。

都会の森でも自然をたっぷり堪能できました。

これからも、外にとびだして、もっともっと、生徒さん達と植物と触れ合う機会を作っていきたいなと思っています。

また、みんなで、森へ会いに行きましょうね^^