NHK「ガッテン!」20代をピークに衰える嗅覚を鍛える方法
11月22日放送のNHK「ガッテン!」ご覧になりましたか?
今回の特集は、鼻の力「嗅覚」
アロマにたずさわる人には、興味深いテーマです。
テレビの前で釘付けになっておりました。
(この方の嗅覚はどうなんでしょう??)
20代をピークに衰えていく「嗅覚」
年をとると、においを感じる「嗅細胞」が減っていき、
においの情報を脳に伝える信号も弱くなってくるとのこと。
加齢によって、老眼や耳が遠くなったり…
視力や聴覚が衰えることは、よく知られていますが、嗅覚も老化していくのですね。
ふだんは気がつきませんが、重要な働きをもつ「嗅覚」
鼻の力が落ちると、こんな弊害が出てくるようです。
・食欲不振 ・覇気がない ・時間がゆがむ ・筋肉量が減る ・虚弱体質になる ・地域活動への参加が減る など |
食欲の低下から、さまざまなところに影響が出て、やる気が出なくなったりすることで、
うつに繋がることもあるそうです。
また、ある80歳の女性は「自分の嗅覚が低下している」ということに気がつかず…
料理をしている時に、魚が焦げているにおいが分からなくて、危うく火事になりかけたり、
傷んだ食べ物を食べてしまいそうになったり…
危険な目にあったというケースも紹介されていました。

「嗅覚の老化」はどうやってわかるの?
「においがしない…」
嗅覚の老化は、自分では気がつかないことが多いそうですが、簡単に分かる方法がこちら。
「カレー」と「メンソール(ミント)」
匂いを認識しやすいこの二つを嗅いでみて確かめること。
このにおいが分からない場合は、耳鼻咽喉科で早目に相談した方がよいそうです。

嗅覚を回復する方法
20代をピークに衰えていく「嗅覚」ですが、朗報もあり。
ドイツで開発された最新の治療法で、嗅覚を回復させる方法があるとのこと。
それは「何のにおいかを意識してかぐこと」
「これはリンゴのにおいだな」
「お味噌汁の美味しいにおい」
「コーヒーのいい香り」
と意識しながらにおいを嗅いでみます。
と意識しながらにおいを嗅いでみます。