「アロマ石けん作り」ワークショップを開催しました

西東京市の地域活動支援センター様よりご依頼をいただき「アロマ石けん作り」ワークショップを開催しました。

成人の知的障害のある方向けの「余暇活動支援プログラム」の一環です。

全員、アロマは初体験ということで、まずは「香り当てクイズ」からスタートෆ

このクイズが盛り上がって、一気にアロマに興味津々!
皆さんのワクワクした様子が伝わってきました。

参加者の皆さまに、植物にもたくさん触れてもらいたくて、早朝から庭のティートゥリーの木を剪定。

ゼラニウムなどのハーブも摘み取って、会場に持参し、フレッシュなティートゥリーの葉などに触れてもらい、香っていただきました。

「いいにおい!」

「面白い香りがする」など様々な感想があがりました^^

知的障害のある方への配慮事項

知的障害のある方への配慮として、できるだけ抽象的な表現ではなく…

「具体的に」「ゆっくり」「丁寧に」「平易な言葉で分かりやすく」

楽しく、伝わるような内容を考えて、レジュメやプログラムも工夫してみました。


感情表現や言葉によるコミュニケーションが難しい方もいらっしゃるので、香りの「好き」「嫌い」の意思表示のやりとりができる簡単なコミュニケーションツールも作成。

また、視覚優位な方も多いので、見通しがきくように、一つ一つ手順を分かりやすく、視覚サポートも作って心がけました。

オリジナルアロマ石けんの完成!

やっぱり、オレンジの香りが大人気!

一人ひとり、色やハーブ、型にもこだわって、オリジナルの「アロマ石けん」が完成しました。

終了後はみなさん

\楽しかった!/

\お母さんと一緒に石けん使いたいです/

と言って下さって嬉しかったです。

サポートしてくださった職員の方も

「良い香りで癒されました」
「普段とは違う雰囲気でとても楽しい時間でした」
と喜んでいただき、ホッとしました。

学校卒業後は、知的障害のある方達は、どうしても活動範囲が狭くなってしまって、余暇活動の充実が求められます。

こうして、障害のある方達が余暇を楽しむ場をサポートをする支援者の方達に、敬意と感謝の気持ちをこめて…。

微力ながら、これからも私もお役に立てるように、アロマを通してお手伝いしていきたいと思います。


ご参加いただいた皆さま、
お手伝いして下さった職員の皆さま、
本当にありがとうございました。