女性ホルモンの働きを整えてくれるアロマの香り
全12回のNARD アロマ・アドバイザーコース
最後のレッスンでは「女性のためのアロマテラピー」を学んでいきます。
意外と知らない人が多い「女性ホルモンのしくみ」や「自分のからだ」のこと。
レッスンでは、女性の体についても詳しく学んでいきますが、
「卵巣は右と左に2つあること」や「女性ホルモンのしくみ」など
自分の体のことをあまりよく知らないという方・・・。
意外と多いのではないでしょうか?
という私も、自分の体にトラブルが起きるまでは、女性の体の仕組みについて、
ぼんやりとしか理解していなかったものです。
必要にせまられなければ、なかなか知る機会がないのかもしれませんね。
(でも、いざという時のためにも、自分の体のこと、知っておくといいですよ^^)
私たちの心と体に大きく影響を与える「女性ホルモン」
女性ホルモンが、一生のうちに分泌される量は、わずかティスプーン1杯ほど!
そんなわずかな量の女性ホルモンに、女性は一生を通じて影響を受けて、
月経トラブルや更年期障害など、さまざまなトラブルにも直面します。
女性ホルモンはどこで作られるの?
「卵巣」から作られる女性ホルモン。
でも、卵巣が自分で勝手に判断して、女性ホルモンを分泌しているわけではありませんよ^^
脳にある<視床下部>が重要な役目を担っています。
まず、視床下部が、その下にある<下垂体>に女性ホルモンを出すように指令します。
すると、下垂体から卵巣に働きかけて、女性ホルモンが分泌がされるという仕組みになっています。
つまり
視床下部 → 下垂体 → 卵巣
という流れ。
視床下部は、ストレスなどの影響を受けやすいため、生理不順などのトラブルが容易に生じやすいのです。
視床下部にアプローチするアロマテラピー
そこで、アロマテラピーの出番です!
植物の香りの成分は、電気信号に変換されて、脳の視床下部へと直接アプローチします。
香りの力は、視床下部に働きかけ、ストレスを軽減して、視床下部のコントロール機能も回復してくれるという…
まさに、一石二鳥の働きまでも期待できてしまいます。
好きな香りを嗅ぐだけで、視床下部の働きを整える。
とても簡単なので、今すぐにでも取り組めそうですよね。
アロマでヘルシーエイジングを実践!
NARD アロマ・アドバイザー資格取得コース 最後の実習は、
女性ホルモンの働きを整える「トリートメントオイル」をお作りいただきました。
香りだけでなく、精油の薬理成分もしっかり考慮した、自分のためのオイルが完成♪
「アロマで対処法を知っておけば、これからの人生も自分の体と上手に付き合える」
アロマとともに「ヘルシーエイジング」を実践していきたいですね^^
生徒さんにも、アロマを味方に、女性ホルモンと上手に付き合いながら、素敵に歳を重ねていっていただけたらなと願っています。
次回は、実験で判明した、嗅ぐことで女性ホルモンがアップするアロマをご紹介します。
お楽しみに^^