「混ぜたらいけない精油はありますか?」

NARDアロマ・アドバイザーコースをスタートされてから、
まだ3回目の受講生さんからいただいたご質問です。

「混ぜたらいけない精油の組み合わせはありますか?」

とても良いご質問なのでご紹介させていただきます^^
 

基本的には、混ぜてはいけない組み合わせの精油はないとされています。

(これも、アロマの多様性を感じるステキなところです^^)
 

通常、香りと効果を期待して、2~3種類以上の精油を組み合わせて、
ブレンドして使うことが多いです。
 

1種類の精油には、たくさんの成分が含まれています。
 

 

たとえば、ラベンダーの精油なら、
不安を取り除いたり、鎮静作用や血圧降下作用がある「リナロール」という成分など…
多くの働きをもつ成分が数百種類含まれています。

 

そのため、2種類や3種類の精油を混ぜれば、
何百種類もの成分を含む香りになるわけです!ラベンダーの精油を単品だけで使うのも、

いいのですが…

 

1種類だけで使うよりも、数種類の精油をブレンドすることで、
1+1=2 ではなく、3にも4にもなる

 

さらに大きな 相乗効果(シナジー効果)が生まれます

 


 

抗菌作用のある
ラベンダーティートゥリーの精油を使った実験でも、
相乗効果について報告されています。

 

◎ラベンダー と ティートゥリーを
   単品で使った場合
◎ラベンダー とティートゥリーを
    ブレンドした場合

 

抗菌力は、どちらが強いかを検証したところ、
ブレンドした方が抗菌力が上がったそうです!

 

また、香りについても、ブレンドすることで、
1種類では得られない、奥深さや艶が香りに出てきます。

 

ブレンドで生まれる香りの可能性。
それは無限大です。精油のブレンドもアロマテラピーの醍醐味の一つ。

 

アロマがもっともっと楽しくなりますよ^ ^