疲れてしまった心と体を元気にしてくれる「アロマテラピー」

お仕事が忙しくて、久しぶりのレッスンとなった
NARD アロマ・アドバイザーコースの生徒さん。

出張続きで、多忙を極めているそうで、ご体調もすぐれない様子でした。

貴重な休日に、アロマの勉強をする時間を割くのも大変なことですよね。

教室にいる時間は、リラックスして、日常から解放されるひとときを味わっていただけたらなと…普段よりも、ゆったりとしたレッスンをお届けしました。
 

 

レッスン9のテーマは「痛みと炎症へのアロマケア」について。

 

肩こりや腰痛、筋肉痛、生理痛など、病院にいくほどではないんだけれども・・・
つらいなぁという「痛み」

実は、そんな「痛みのケア」もアロマの得意分野です^^
 

「デスクワークが続いて腰痛がつらい」という生徒さん。
 

実習では「腰痛緩和」のブレンドオイルを作製しました。
 


 

ブレンドをする時は、痛みのメカニズムと精油の特性を考えていきます。

「どうして、その腰痛が起きているんだろう?」

「痛みが続く原因はどこから?」

生徒さんと一緒に探っていくと・・・

「鎮痛作用だけじゃなくて、炎症を抑えたり、血行の流れを良くしたり、滞っているところを取り除く作用なども欲しい」
 

それにプラスして「良い香りじゃないと使わなくなってしまう」
 

成分も香りも考えて、完成したブレンドオイルがこちら。

<腰痛緩和オイル>
・イランイラン
・ウィンターグリーン
・レモングラス
・オレンジビター
・ファーナスオイル

どれも個性の強い精油で、ブレンド力が試されますが香りも◎

生徒さんのブレンド力が、ぐんと上がっているのが分かりました。

実はこのブレンド、「腰痛対策」でもあるのですが…
神経系にもアプローチしている嬉しいオイルなのです。


 

1本の精油の中には、何百という芳香成分がギュッと入っています。
 

たとえば、イランイランの精油であれば、1本の瓶の中に鎮痛作用のある成分もあれば、
神経バランスを整えてくれる働きのあるものなど、さまざまな成分が含まれています。
 

これぞ、まさに植物のエッセンス。
単一の成分であるお薬とは違う大きな点 かなと思います。
 

なので、「痛み」にアプローチしたブレンドを作っていたはずが、
自然と心も元気になっていたということは、よくあることなのです。

生徒さんも、教室に入っていらっしゃった時は、お疲れの様子でしたが…

レッスンが進むにつれて、どんどん顔が晴れやかな表情へと変化していき、
笑顔がいっぱい見られてホッとしました。
 

たくさんの精油をかいでいるうちに、自然と活力がわいてきたそうです^^
 

「今日も楽しかったです。来てよかった!」との生徒さんの言葉に、私も元気をいただきました。
 

「なんだか今日は疲れちゃったな」というときは、ぜひ、アロマの力も活用してみてください。

今の自分の<心と体の声>を聴かせてくれると思います。
香りがきっと疲れた心を和らげてくれるはずです^^